Zermatt Skiing Day 6【マッターホルンは偉大なり】

ツェルマットスキーは本日6日目、最終日です。
どこへ行こうか迷いましたが、カリッカリの斜面を相手にどこまで楽しむかが勝負!!
ということで、スイス側を端から端まで滑っちゃおう!

まずはロートホルンからスタート。朝一の標高3100mも体が慣れているので楽勝です。
でも、ミックジャガーに似たおじさんの念入りな準備運動を見ていると、やらざるを得ないのです。

カリッカリのピステンバーンをシャーシャーいわせながら谷底まで。足の裏がかゆい!
フィンデルン谷は雪解け(氷河どけ)により水量が日に日に増えているようでした。ここから見る景色もすっかり春ですね〜。

もしや〜!と思い北斜面のオフピステに飛び込む!がしかし、大苦戦。。。表面にうっすらとドライパウダーがあるだけ。この見かけ倒しめ!!
でも、楽しいです。

ゴルナグラート登山鉄道のリッフェルアルプへ到着。

一番古いタイプの車両がお迎えにきてくれたので、そのまま標高3100mの山頂駅へGO!

登山鉄道の終点からマッターホルンを眺めながら、これまたシャーシャーいわせながらアイスバーンを滑る!
リッフェルベルグのキッズエリアは最高のロケーションです。こんなところで、子供たちにスキーをさせたいもんです。

登山鉄道とスキーゴンドラのコラボレーションや〜。

一気に1900mの麓まで滑り切ったと思ったら、今度はツェルマットの最も標高の高いエリア、マッターホルングレイシャーパラダイスへ!
ここで、斜面が良さそうな雰囲気だったので、残りの力を振り絞ってハイク!

ついにパウダーゲット!!

おそらくこの6日間でもっとも良いコンディション!

シャーシャーいわないのが嬉しい!

マッターホルンありがとーーー(^o^)/

シュバルツゼーにはマムートのビーコントレーニングパークがあります。
ここで、ビーコンサーチの練習をするのです!
KinTouNのガイドエリアにもこんな施設が欲しいですね。首都圏からのユーザーが多く、バックカントリーの入門者もたくさんいるエリアにこそ、こういった施設を設けて、バックカントリーを滑る方達の安全への意識を少しでも上げていければ、事故は少なくなりフィールド利用のマナーも定着すると思うのです。

さて、そろそろスタート地点からもっとも離れた場所へ近づいて参りました。
今回初めてゆっくりと眺めるマッターホルン北壁!
そろそろ疲れが溜まってきたところです。

毎日のように滑った下山コース。
直滑降で勢いをつけても必ず止まってしまい歩くはめに。そんなのも良い思い出ですね〜。

お疲れさまでした!
本日も無事に怪我なく滑り切ることができました。ありがとうございました!!

長いようで短く、でも思い返すといろいろな経験をし、たくさん滑った6日間でした。
世界屈指のスキーリゾート「ツェルマット」。
雪のコンディションは最高とはいえませんでしたが、それでも、その中でいかに楽しむかというみなさんのハートが嬉しかったです!美味しいものもたくさん食べたし、ビールやワインもたらふく飲みました。たぶんまた太ったかな。。。
一生の思い出に残るような時間を共に過ごせたことが何よりも嬉しく思います。
また、スキーやスノーボードを抱えて、どこかへ旅に行きましょう!
ありがとうございました!!!
6日間の滑り、標高差31003m、距離215km(http://www.skiline.cc)
KTN
Kenichi

